恋花(コイバナ) № 40
Hさん(30歳) & T君(36歳)
こんな結婚もアリかもねっ
交際相談の為、予約を入れたつもりが ・・・
いきなり結婚宣言 と思ったら ご成婚退会へ
忘れもしません
お母様と彼女が無料相談にご来店された日の事を思い出します
話し好きで元気なお母様
何も話さないで人の顔色ばかり観ている彼女
お母様が当店に無料相談の予約した理由は・・・
当店カフェで販売しているバリ雑貨の値段が安いから~
きっと 結婚相談所も良心的に違いない ・・・ が決めてだった
彼女に質問を
「 いつもHさんはそんな感じなの? 」
「 違います。 」
「 なぜ 喋らないの? 」
「 以前入会していた結婚相談所の方に あなたは喋るとマイナスになるから~
少し首を傾げて可愛らしくしていなさい・・ 」と言われたから・・・
「 それでお見合いは上手くいったの? 」
「 全然ダメでした 」
「 Hさんはそれでイイの? それではHさんの良さがお相手に伝わらないし、
それで結婚出来ても疲れない? 自分を出さないと・・・」 と言った途端
喋り出した彼女が忘れられません。
彼女は美人で可愛らしく仕事もバリバリ
欲しい物は自分で計画を立て購入 と言った感じでして・・・
ただ・ただ・カッコ良すぎて~ なかなか出会えない
数名の方とお見合いもしましたが ・・・
何か違う 疲れる
結婚したくないわけでもないのですが ・・・
そんなある日
突然のお見合いから交際となりました
彼女にとってT君は ・・・ 残念ながら 全くタイプではない
お見合い当日にT君が私に言った言葉が・・・
「 メッチャ好きです。 結婚したい勢いです。 頑張ります 」の宣言通り
今月結婚します
彼女は ハッキリ。 「 貴方はタイプではありません。今でも好きかどうかも解りません。」
「 でも俺の事、生理的に無理ではないんだよね!」
「 はい。 」
「 なら俺が徐々に好きにさせればイイから結婚しょ~
絶対に後悔をさせない自信がある。
最終的に好きになればイイから結婚しょ~ 」と言う事で結婚となりました。
男前の彼女のお母様も
「 そんなに好きなら娘をあげるよ 」と宣言
彼女よりお母様がT君を気に入り
「直ちに結婚しなさい。」と
来月 結納
再来月 退職
今年中に 結婚
お母様とT君が全てを決め
トントン拍子 に 決定
彼女は一言 「 私のこんな結婚どう思いますかぁ~? 」
「 イイんじゃない。貴方は 一人っ子 だから 初めから決まっていたのよ~
こんな結婚もアリでしょ 」
「 もう~ 笑い事ではありませんよ!! 」
「 だって! お母様とお会いした時にそんな感じが漂っていたもの ・・・
これでイイのよ~ 」
「 私も正直なところ~ こんな結婚もアリかも 」と思っています
と言う事で
「 本日成婚退会してお礼をして来なさい。」と母から言われましたので・・・
こんな結婚もアリ 恋花(コイバナ)が 開花 しちゃいました ・・・
あしからず ・・・
おめでとうございます
by. mihoko